プリント原稿の作り方/デザインの注意点
印刷範囲について
お菓子にプリントする場合、できるだけ平らなところに印刷しなければイラストや文字が歪んでしまいます。
そのためにお菓子の端から少し控えたところが印刷可能範囲となります。
どらやき注意点
左の画像はプリントされたどらやきと使用した元画像です。
どら焼きはもともと茶色い色をしているので印刷する色がはっきりしているものの方が綺麗に仕上がります。中でも黒は一番はっきりと出る色です。食品用インクに白は無いので白い色は食品の色になります。この場合黒い色の印刷しない部分で文字を見せていますが、あまり線が細い、文字が小さいなどの場合うまくでない事もあります。
同じ絵柄の文字の背景に赤を使った物です。同じ抜き文字でも赤いインクのほうが視認性が悪いですね。アクセントとして効果的に使うと良い効果の出る色なので工夫して使いましょう。
どら焼きプリントのより細かい話はこちらから
せんべい注意点
おせんべいも地色が少しキツネ色なので全体に少し黄色がかかった色になりますが、どら焼きほど濃くないのでかなりの色まで再現できます。とはいえ、やはりはっきりとした色目の方が綺麗にプリントされます。
おせんべいの表面に凸凹があるため写真などの画像の細かい所はクッキリ出ませんが、スナップ写真でこの程度の再現性はあります。写真などをプリントしたい場合は、もなか、フロランタンの方をお勧めします。
せんべいへのプリントでは、ベースとなるせんべい自体が厳密には正円ではありません。微妙な楕円形をしていたり凸凹していたりしますので絵柄を丸く線で囲うようなデザインは絵柄がずれて見えやすいのでお気をつけください。
おせんべいプリントの、より細かいお話はこちらから
もなか、フロランタンの注意点
もなかとフロランタンは同じもなかの皮を使用しております。キメが細かく、色も白いのでどんなプリントも他のプリント菓子製品より綺麗に仕上がります。紅白の2種類の皮をご用意しております(正確には白と桃色)ので慶事などにお使い下さい。